皆様こんにちは。
市川駅より徒歩すぐの場所にあります。
市川南口整骨院です。
さて、3月に入りましたね、
日差しの中にもかすかに春を感じる季節になりました。
今年の冬はあたたかい日と、寒い日が
交互にやってきている印象がありますが
このような気温の寒暖差がある時などは、
身体に思わぬ負担がかかってしまっている事があります。
季節の変わり目には、体調を崩される方も多くいらっしゃいますので
いつもより多めの睡眠を心がけるなど
疲れやストレスを溜めないように注意してくださいね。
本日は、「就寝時無呼吸症候群」についてお話をさせて頂きたいと思います。
2012年の群馬県藤岡市、関越自動車道で起きた高速バスが高速道路脇の壁に激突してしまい、
7名の方の尊い命が奪われてしまった
大変痛ましい事故がありました。
原因としては、バス会社の安全管理上の問題があったこと、
そして運転手の方が「就寝時無呼吸症候群」の症状であったことも確認されました。
例えば、就寝時、又は起床後に
・いびきをかく方
・呼吸が乱れる方
・目が覚めたら、喉が渇いている方
・熟睡したという感覚が得られない方
・目覚めた時に、身体が重いと感じる方
・日中の眠気に悩まされている方
はもしかしたら「就寝時無呼吸症候群」の可能性があるのかもしれません。
この「就寝時無呼吸症候群」は、
就寝中1時間あたり5~7回呼吸が停止した場合に認定され、
多くは40代以上の扁桃腺肥大や肥満者にみられます。
主な症状は日中の強い「眠気」であり、
これが居眠り運転事故の要因の一つとなっており、
2012年の事故の運転手さんも「要観察」レベルにあったそうです。
このような症状を感じたことのある方は
是非医師の診断を受けてみて下さい。
仕事で車の運転をされている方は、同病と診断されることで
「職を失うのでは」との思いで検査に二の足を踏まれてしまわれる方も多いようですが、
有効な治療方法も確立されているようなので、
心当たりのある方は、一度医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか?
交通事故は瞬時にして、それに関わった当事者はもちろん、
そのご家族までをも不幸にしてしまいます。
後で取り返しのつかない事態に発展し後悔することのないよう、
ハンドルを握るものの責任として、
自身の日々の体調管理にも気を配り、
体調不良であれば検査をおこなうなど、
早め早めの行動を心がけていきましょう。
市川南口整骨院